【「おにぎり」と「おむすび」の違いを知っていますか? その由来について】
最近では、コンビニやスパーで、様々なおにぎりが売られていますね。
パリッとした海苔の触感のおにぎりおいしいですね。
食欲季節、自分の好みのおむすびをもって、野山に出かけるのも楽しいかもしれませんね。
私達の地方では、小さいころからおにぎりと呼んでいましたが、おむすびと聞いても理解できます。
おむすびと呼んでいるという方もそうなのでしょうね。
同じような「おにぎり」と「おむすび」ですが、違いがあるって?
そんな疑問を紐解くために、今回はそんなおにぎりの日とおむすびの日の由来について調べていきたいと思います。
「おにぎり」と「おむすび」、一体何が違うの?
神の力を授かるために米を、山型(神の形)にかたどって食べたものが「おむすび」で
三角形でないといけない。
「おにぎり」は「にぎりめし」の転じたものと言われ、どんな形でも良い。
おにぎりとおむすびの呼び名の違い
おにぎりとおむすびの呼び名の違いは、関東~東海道にかけては「おむすび」と呼ばれて、その他は「おにぎり」と呼ばれている。
コンビニなどによって呼び名がまちまちです。
ローソンなどは「おにぎり」、
セブンイレブン「おむすび」と呼んでいます。
おむすびとおにぎりの記念日の由来
「おむすびの日」が1月17日。
1月17日は阪神淡路大震災の起こった日ですね。
たくさんの方々が、住まいや命をなくされました。
食べ物もない、不安な日々を過ごされていた被災者さんたちに、ボランティアの方たちが炊きだしをし、
被災者の方々の手に渡ったのが『おむすび』です。
この経験から、米の大切さと、ボランティアの方々の善意を各地に広めようと制定されたのが「おむすびの日」だったのです。
それまでの、2000年11月に「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」でしたが、1月17日を『おむすびの日』に制定されました。
「おにぎりの日」は6月18日
日本最古と思われる『おにぎりの化石が発見された日』なんだそうです。
1987年に発見されたのは、石川県の旧鹿西町でのことで、弥生時代の遺跡、杉谷チャノバタケ遺跡(竪穴式住居跡)から
「日本最古のおにぎり」の塊「チマキ状炭化米塊」が発見されたということで以来、
旧鹿西町はおにぎりの里として親しまれました。
発見にちなんで、町おこしの一環でおにぎりの日を6月18日に(旧鹿西町「ろくせいまち」の6と毎月の米食の18日をあわせて、
日本記念日協会に認定された)制定したそうです。
おにぎりの歴史
・おにぎりの起源は、平安時代の「頓食」(とんじき)という食べ物と考えられています。
・現在のようにおにぎりにのりが巻かれ始めたのが、加工された四角い板のりが「浅草海苔」などの名称で一般に普及した江戸時代中期、元禄の頃です。
・1970年代に日本にコンビニエンスストアができ、後巻きのパリッと派が根付きました。
・1970年代後半、長野県のお惣菜屋さんが手軽にのりを巻ける画期的なパッケージを考案。
・翌年に大手のコンビニエンスストアからこの包装フィルムを使用したおにぎりが商品化され、パリッとした海苔の触感のおにぎりを手軽に味わえるようになりました。
・1980年代にはコンビニ各社がパッケージを開発し、現在の形式になりました。
まとめ
おにぎりのルーツは弥生時代にあったですね。
「おにぎり」も「おむすび」も私達にとってはどちらの名前でも良いわけです。
今は色々なアイディアによって、様々なユニークなおにぎりが楽しめるようになりうれしい限りですね。
参照:Onigi:RE(日本おにぎり協会)