【しょうがは、さまざまな効果・効能を持つ栄養成分がいっぱい!!】
9〜10月は新生姜の収穫時期です。
この時期の生姜は、肌が白くてほんとにきれいですね。
カットする、青りんごみたいな香りがし、繊維も少なくてみずみずしいです。
ピリリとした辛みと爽やかさが特徴の生姜は、薬味や香辛料として食卓に欠かせない食材です。
そんな生姜の効能は、新陳代謝の促進やむくみの解消、殺菌作用などさまざま。
しょうがのさまざまな効果、栄養成分。
【生姜の栄養素】
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・食物繊維
【生姜の効果】
抗炎症作用
吐き気の軽減
消化促進
抗菌作用
血行促進
身体を温め冷え性改善
糖尿病のリスク軽減
口臭軽減
しょうがの3種類の辛み成分
【ジンゲロール】
生のしょうがに多く含まれている辛み成分で、血行を促進し、胃腸などを刺激し、
新陳代謝による熱を発生させ、芯から体を温める効果。
殺菌作用や抗酸化作用なども含まれており、体の免疫機能を活性化する効果。
お寿司に生姜の甘酢漬け(ガリ)が添えられているのはそのためです。
【ジョウガオール】
ジンゲロールが加熱や乾燥した時に生成されるのがショウガオールとジンゲロンです。
ショウガオールはジンゲロールよりも強い血行促進作用を持ち、体を温める働きがあるほか、
新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きがあります。
【ジンゲロン】
ジンゲロンとは消化を促進する効果のある成分。
ジンゲロンは消化液の分泌を促進して、食べたものを胃から小腸に移動するように促して、
腸内にガスがたまるのを防ぐ効果があります。
【生姜を摂取する時の注意点】
※身体に良い食材ですが、過剰に摂取すると、胃腸が弱い方は腹痛や下痢、胸焼けを引き起こしたりと、
体調不良をおこしますので注意がしましょう。
※夏場は薬味など、生のしょうがで「ジンゲロール」をとり入れて、体のほてりを冷ますのが向いています。
寒いときは、加熱したしょうがで「ショウガオール」をとり入れるのが最適です。
新ショウガの甘酢つけの作り方をご紹介
新ショウガの甘酢つけ
材料
新生姜:300g
調味料A
酢:200ml
砂糖:80g
塩:小さじ
作り方
1,新生姜は、皮を削り落とし水できれいに洗います。
2,生姜の繊維に沿ってスライスし、少量の塩でもみキッチンペーパーで水気を切ります。
3,鍋でお湯を沸かし、薄切りしたしょうがを1分~2分ほど茹でます。
ザルにとり水気を切り、冷めたら絞ります。
4,鍋に(A)を入れ強火にかけ、砂糖が溶けたら火を止め、3を入れます。
5,粗熱が取れたら完成です。
6,清潔な保存容器に入れて、冷めてから冷蔵庫へ。
保存方法
1,しょうがを水洗いして、千切りやすりおろしなど使いやすい状態に加工します。
2,一度に使う量に小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。
3,冷凍庫で保存します。
しょうがはそのまま冷凍できるため、すぐに使える状態で保存したい場合は冷凍保存がよく、
使用する際は、解凍せずにそのまま調理に使用しましょう。
まとめ
豊かな風味や香りを持つしょうがは、用途は幅広く、万能食材・万能調味料と例えられることもあるほどでさまざま料理に活用されています。
食材としても調味料としても普段の食生活に欠かせない存在ですね。
ここで紹介した、新ショウガの甘酢つけは、味が馴染んでくると、本当にお酒にもご飯にもぴったりです。
是非、一度は作ってみてはいかがですか!!。