【皮も実もぜんぶ使う,栄養満点の柚子ジャムの作り】
ゆずの取れる時期になりました。
柚子は捨てるところがない!と言われるほど栄養満点の果実です。
外皮はもちろん、薄皮(うすかわ)やふわふわした白い部分もぜんぶ使う、
美味しい柚子ジャムの作り方をご紹介します。
材料
ゆず:2kg(30個ぐらい)
グラニー糖:1kg(50%)
作り方
1,柚子をきれいに洗い、傷のある部分ははねる。
2,黄色い皮をむく。
3,果汁、薄皮、外皮、種と分ける。
4,中の白い皮(白い綿状)を取り除く。
スプーンで使うと取りやすい。
5,実の部分は種を取り去り、白いわたの部分はみじん切りして、
種はガーゼなどにくるんでわたと一緒にゆでる。
種はペクチンが多く、ジャムを固める効果があるので、煮詰めすぎないように。
その後、種はのぞきます。
6,2の皮を小さく千切りにする。
7、スライスした外皮を湯がく。
スライスした皮は、苦みが強いので、その都度、ひたひたに水を入れて、
さっと湯がいてザルにあげる。
この作業を4~5回ほど繰り返す。
回数が多いいほど苦味がすくなくなります。
8、大鍋に分量は5のゆで汁(ヒタヒタ)、
外皮と刻んだ薄皮、果汁、砂糖を入れて中火で炊く。
9,あくが出たらすくい、弱火でコトコト煮詰める。
10,トロミがついてきたら出来上がり。
11,あらかじめ煮沸消毒したビンに入れ、冷めたら冷蔵庫で保存。
半年ほどもちますが、様子を見ながら早めに食べて下さいね。
長期保存したい場合は、冷凍することをおすすめ。
まとめ
おいしい柚子ジャムの作り方は、皮の下処理ですべてが決まります
外皮の苦みを取るために、煮こぼしをすることが美味しくできるポイントです。
手間はかかりますが、1から丁寧に作り上げた作ったジャムは
スイーツや料理の隠し味としても大活躍ですね。