【旬の里芋を味わいましょう!】
昔から、里芋は親芋を囲むように、たくさんの子芋、孫芋ができるため、昔から、豊作や子孫繁栄の象徴とされています。
インドシナ半島が原産だそうで、
山芋(自然薯)のように山でとれるものに対して、里で栽培されるので里芋といわれるようになったそうです。
里芋の栄養
イモ類の中では比較的カロリーが低く、水分が多いのが特徴です。
・カリュウム
余分なナトリュウムを排泄を促す働き(塩分)
・ムクチン
胃の粘膜を保護し、胃腸の機能を高める
ぬめりは水溶性食物繊維
・ガラクタン
血糖値やコレステロール値の上昇を抑える機能
里芋選び方
ふっくらとした丸みがあるもの。
硬くて重みがあるもの。
出来ればけ泥つきのものを選ぶ。
里芋のおいしさをキープする保存方法
里芋は寒さと乾燥が苦手なので、冷蔵庫での保存は避ける。
・寒さと乾燥に弱いため、土のついたまま新聞紙に包んで冷暗所に置く。
・冷凍保存
1,生のまま冷凍する。
洗って頭とおしりを5mmほど切り落とし皮をむき、ぬめりを取って水洗いをし、水気を切って冷凍に。
2,ゆでてから冷凍する。
下処理をし、たっぷりの水から火にかけ、アクを取りながら半ゆで程度にで火を止め、
冷水にさらし冷まして冷凍に。
里芋の下ごしらえのコツ
皮のまま洗って熱湯で5~6分ほど茹でるか、ラップして電子レンジで3分ほど加熱。
冷水に入れ、手でむく。
里芋を使ったレシピをたくさんありますね。
煮物、サラダ里芋 、イカ煮物里芋、里芋と豚バラ肉の煮物、コロッケ、グラタ等、
簡単な里芋のそぼろ煮のレシピの紹介。
里芋のそぼろ煮
材料(4人前)
・里芋:400g
・鶏ひき肉:200gg
・生姜:1片分
・酒:大さじ2
・みりん:大さじ2
・しょう油:大さじ2、
・砂糖:大さじ1
・だし汁:2カップ(400㏄)
・インゲン:8本
・水溶き片栗粉用に:片栗粉・水各大さじ1
作り方
1,里芋は皮つきのまま洗い、水から5分ほど下茹でし、水でに戻し皮をむく。
2,大きいものは半分に切る。
・インゲンは筋を取り、熱湯でさっと茹で4~5cmに切る。
・しょうがはみじん切りにする。
・水溶き片栗粉を用意する。
3,ボウルに鶏ひき肉、生姜、調味料全部を加えて混ぜ合わせる。
4,里芋とだし汁を入れて煮立ったら、弱火で煮る。
5,ひき肉のボウルに、熱い煮汁を玉じゃくし2杯分ほど入れて、
ひき肉をバラバラにし里芋の鍋に注ぎ入れる。
6,ひき肉を里芋がつぶれない様に、全体に行き渡らせる。
7,弱火で、落し蓋をして10分ほど煮る。
8,里芋に火が通ったら、水溶き片栗粉を混ぜながら回しかけ、とろみを付ける。
9,インゲンをいれ、1分ほど煮て出来上がり。
まとめ
私は里芋の皮をむくと手がかゆくなりますので、下茹でしたり、電子レンジで加熱して皮をむぎます。
その他、酢を手につけると、かゆみが和らぐこともあります。
又、ぬめりが気になるときは、皮をむいた里芋をボウルに入れて、
塩をまんべんなくこすりつけるように転がしながら、ぬめりを取るとか、
かぶるくらいの水で3~4分茹でて、ぬめりがまだ気になるときは、
水を替えてもう1度ひと煮立ちさせぬめりを取ると良いでしょう。