【秋茄子は嫁に食わすな??】
秋茄子のおいしい季節。
ご近所さんからたくさんの新鮮なナスが届きました。
茄子は1年中店頭には並んでいますが、9月から10月が旬です。
この頃の茄子は身が引き締まり食感もよくおいしいですね。
秋茄子がおいしいと言われる理由は、
夏の暑さは茄子にとっても、とても過酷で、花が咲いても正常な花粉をうまく作ることができず、おいしい実を着けることがむずかしくなるそうです。
涼しくなることによって、旨み成分のアミノ酸や糖が増えるためです。
そこで、秋になってから収穫する茄子の方が味が良いというわけですね
「秋茄子は嫁に食わすな」の説が3つあります。
1,意地悪な姑さんが元になっている説。
秋茄子はとても美味しいので嫁に食べさせるのはもったいない。
姑が嫁に意地悪な意味で使われている説です。
2,女性を気遣う意味としての説。
東洋医学の見方では茄子は体を冷やす食べ物に分類され、特に女性にとって体の冷えは健康によくないため、
子供を生んでほしい嫁に茄子を食べさせすぎてはいけないと、優しく気遣う意味で使われている説。
3,ネズミに取られて食われないように注意しなさいという説。
「嫁」は元となった由来では「夜目(よめ)」と書き、
この「夜目」とはネズミを指す言葉だからというのです。
茄子の栄養成分と効能
栄養成分
・カリウム
・β-カロテン
・葉酸
・アスパラギン酸
・食物繊維
効能
・便秘の予防・改善。
・血糖値の上昇を下げる。
血中コレステロール値を低下させたりする働きがあるので、
動脈硬化の予防、眼病の予防、がんの予防、
メタボリックシンドロームの予防に効果的。
茄子を使ったレシピのご紹介
茄子の辛子漬けの作り方
材料
・なす:1kg
・塩:120g
※合せ調味料
・醤油:140cc
・みりん:180cc
・砂糖:120g
酢:25cc
・辛子:20g
・味の素:少々
・焼きミョウバン:小さじ1(あれば)
作り方
1、なすを食べやすい大きさに切る。
2、塩を入れ、半日から1晩つけておく。
3、なすから出た水分をしっかり絞っておく。
4、調味料を、すべて混ぜ合わせ、砂糖が溶けるまで、さっと煮立たせる。
5、手順4が冷めたら、粉末からしを溶かして、なすと一緒に入れてよく揉む。
6一晩漬けて完成!
まとめ
夏の暑さは茄子にとって、とても過酷でなんですね。
なので、秋になってからの茄子が味が良いというわけです。
人間と同じで、茄子も夏は暑くて疲れてしまうんですね。
おいしい秋茄子、さまざまなレシピにアレンジして、おいしく食べたいものです♪