【つくしを美味しく食べるための下処理、灰汁抜きとおすすめ簡単レシピ】
すっかり春らしくなり、河原でつくしが顔を出してきました。
昔から家庭料理として親しまれて、ほろ苦い、甘辛い味、とっても懐かしい味ですね。
食卓の1品になるつくしの食べ方について、ご紹介したいと思います。
つくしの選び方
胞子の散ってない頭の部分がしまっているもので、袴と袴の間が短いものを選んでください。
つくしの下処理
摘んできたものは、時間がたつと色がかわって、風味がなくなりますので早めに調理しましょう。
袴は硬くて食べられませんので、絶対に取ってくださいね。
早速袴を取っていまきすが、取るのは時間がかかり大変ですし、あくが出て手が黒く汚れてしまうので注意が必要です。
袴を取った後、水で丁寧に洗いザルに入れ水切りをしておきます。
つくしの灰汁抜き
つくしの頭の苦みが苦手な方もおられますが、わたしはここが一番好きです。
私は味が染みるのが好きなので頭ありです◎
つくしの灰汁抜きをすることにより、苦味・えぐ味・渋みを抑えてくれます。
・大きめのお鍋に、塩少々を入れ、水からつくしを入れ沸騰させます。
・.沸騰してきたら、つくしをかき混ぜながら、5分間位ゆでます。
・しんなりとしたら、ザルで水切りをします。
・水で、さっと洗ってください。
(水にさらしておく時間が長い程、苦味・渋みがなくなります。)
つくしの簡単なおすすめのレシピ
つくしの卵とじ
これが一番ですね。
・フライパンにサラダオイルを入れ、つくしを炒める。
・だし、醤油、みりん、砂糖を入れて、中火にかける。
・沸騰してきたら、溶き卵を加えて、少火にかける。
・出来上がりです。
(人参、エリンギ、しめじなどと一緒に調理しもおいしい。)
つくしの天ぷら
・天ぷらの場合は灰汁抜きをせず、よく水洗いをする。
・ペーパータオル等で水分をよく取り除く。
・ 天ぷら粉を付け、170~180℃の油でサッと揚げます。
・15秒ぐらいで軽く揚げる。
(春の山菜などと一緒にかき揚げにすると美味しい)
つくし酢のもの
灰汁抜きしたつくしを三杯酢あえる。
つくしの保存方法
・常温では1日
・ 冷蔵では2~3日
・冷凍保存は1ヶ月
・ 長く保存すれば保存する程、苦味・渋み増してしまい、歯ごたえも無くな ってしまいます。
・ 保存する時は冷水で冷やした後に、
キッチンペーパー等で水分を良く取り密封袋や容器に入れて保存をします。
・砂糖漬けにすると、長期保存が可能です。
まとめ
つくしは、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅などの
ビタミン・ミネラルを多く含んでいます。
食物繊維も多く含まれているので、ともにバランスのいい食べ物です。
春を感じるつくしを是非食べてみてください。