【夏バテ予防にゴーヤ!その知られざる栄養と効能って?】
最近、グリーンカーテンとしてゴーヤを育てる方も多いようですが、夏バテに良いと広く認知されていますね。
どんな働きがあるのでしょうか?
ゴーヤに含まれる栄養分とはたらき。
・モモルデシン
モモルデシンはゴーヤの苦味の原因となっているもので、胃腸の粘膜保護・食欲を高める効能があります。
・カリウム
カリウムには体内の塩分(ナトリウム)濃度を調節する効果。
塩分の摂り過ぎによるむくみが気になる場合は、カリウムの多い野菜や果物などを積極的に摂るようにし
・不溶性食物繊維
不溶性食物繊維には、便の量を増やして腸内を刺激することにより、スムーズな排便を促腸内環境を整えるのに役立ちますよ。
便秘でお悩みの方には見逃せない成分ですね。
・ビタミンC。
コラーゲンの合成に不可欠な栄養素であり、血管や軟骨などを正常に保つはたらきがあります。
また、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼け対策に。
ビタミンCは美容成分コラーゲンの生成に欠かせない栄養。
タミンCは熱に弱いため、加熱を短時間にしたり、生のままサラダで食べたりするのがおすすめですが、ゴーヤのビタミンCは加熱に強いという特徴があります。
・葉酸
ビタミンB12とともに赤血球を作り出す役割があります。葉酸をしっかりと摂取することで、貧血対策にもなります。
過剰摂取は胃液の過剰分泌による腹痛
苦み成分であるモモルデシンが胃液の分泌を促すといわれていますが、過剰摂取によっては胃液が過剰分泌されて、負担がかかり胃痛につながるおそれがあるからです。
適量ならば消化の助けとなりますが、摂り過ぎには気をつけたいですね。
我が家でも、そんなゴーヤが大量にできたのでゴーヤの佃煮を作ってみました。
ゴーヤのほろ苦さと甘辛さと、ジャコとおかかの旨味でおいしい佃煮ができます。
ゴーヤの佃煮の材料と作り方
材料
ゴーヤ:500g
砂糖:150g)
しょうゆ:75cc
酢: 50cc
本みりん :50cc
ちりめんじゃこ:20g~40g
白ごま:大さじ1〜2
花かつお:適量
作り方
1、ゴーヤは縦半分にし、スプーンで種わたを綺麗に取りのぞく。
2、5mmほどにスライスする。
3、スライスしたゴーヤに、塩を少々入れ弱火で5分湯がく。
4、ザルに上げしっかり絞る。
5、だしこぶを千切りして置く
6、ちりめんじゃこをフライパンで少し炒っておく。
7、鍋に砂糖・醤油・酢・だしこぶを入れひと煮立ちさせる。
8、7にゴーヤ・ちりめんじゃこを加え、弱火~中火で煮詰める。
9、煮汁がほとんどなくなったところに花かつおを入れ煮汁を調整する。
10、白ごまを入れ出来上がり。
少々苦味が残っていてもそれが旨味になり、苦味が緩和される調理法ですので、ゴーヤが苦手な人にもおすすめです、
ゴーヤの佃煮の保存期間
冷蔵:2週間、
冷凍:2ヶ月
の目安ですが、早めに食べることをお進めします。
まとめ
ゴーヤのレシピにはじゃこが入っているのと入っていないものがありますが、じゃこ入りがおすすめです。
じゃこにはゴーヤの苦味成分を旨味成分に変える効果があるんです。
煮詰める時間は必要ですが、作る手間自体は本当に少しですので、是非ともチャレンジしてみてください。