【昭和の日とみどりの日には関係があった!その由来とは】

 

世の社会人の方の大きな楽しみとして、

5月の頭にあるゴールデンウィークがあげられるのではないでしょうか。

 

そんなゴールデンウィークの中に含まれる昭和の日(4月29日)とみどりの日(5月4日)が,

実は少し関係があったということはご存知でしょうか。

ここでは、この2つの記念日の由来についてまとめてみました。

 

昭和の日とみどりの日の名前の理由とは!

もともと昭和の時代(昭和天皇が在位されていた時代)は、4月29日は天皇誕生日でした。

しかし、昭和天皇が崩御されて、天皇誕生日の祝日が別日に移ったので、

4月29日を祝日にするにあたって別の名称を用意する必要がありました。

 

そこで用意された名称が「みどりの日」なのです。

 

これは、昭和天皇が生物学者でもあり、

植物や自然に精通されていたことからつけられた名称と言われていて、

4月29日はもともと「みどりの日」だったのです。

 

この「みどりの日」が5月4日に移って、さらに4月29日が「昭和の日」になった理由は、

昭和の名称を祝日として後世に残し続けてほしいという声が,

多数あったためと言われていています。

 

昭和天皇の誕生日でもあった4月29日が新たに「昭和の日」となり、

もともとあった「みどりの日」は、ただ国民の休日として定められているだけで、

名前がついていなかった5月4日に移されることになります。

 

昭和の日とみどりの日の意味について

そんな二つの祝日ですが、実はこの2つの日にもどのようなことを行う日であるかの意味が定められています。

 

昭和の日

「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」

日と定められています。

 

これは戦争という大きな出来事を乗り越えて、

さらには戦後の厳しい時代から目覚ましい復興を果たした、

昭和の人々の偉大さを現代に生きる我々が忘れないようにと,

いう願いが込められているのかなと考えています。

 

なかなか昭和の時代を一切知らない人間からは、戦争の過酷さや戦後の厳しさ、

復興のためにどれだけの努力があり、

それが凄まじいものであったかということはリアルに感じることはできません。

 

ですが、文献やインターネットを通じて、少しでも情報を集めてみたり、

それこそ身の周りの大人に少しでも話を聞いてみることで、

そのリアルの一端でも感じることはできるのではないかと思いますね。

 

今ある豊かさに感謝し、過去と未来をゆっくりと思いを巡らす日にするのも,

良いかもしれないですね。

 

みどりの日

「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日と定められているようです。

 

もともとは昭和天皇が自然に精通されていたがために

定められた名称ではありましたが、

この自然に親しむということも、現代を生きる我々には必要なものかと思います。

 

土地開発が進み、自然に触れることが少なくなってきたと言われてから久しいですが、

だからこそ、

常に自然の大切さや自分から、

自然に関わっていこうとする意識が必要となるでしょう。

 

個人一人が意識しただけで、今すぐに人の手による自然破壊が

全くなくなる訳ではもちろんありませんが、

我々人間も自然の中に生きている生物の一つであることを自覚して、

せめて自分はできる範囲で自然に親しんでいこうと考えを持つことは、

大事ではないでしょうか。

都会の喧騒を離れて、川や森・林の近くをただただ散歩をするというのも案外気持ちがいいものですよ。

自然とのふれあいを持って、バランスよく生きていけるようにしていきたいですね。

まとめ

二つの祝日は、現代の我々にとって、意識的に振り返ってみるべきものが多々あると思います。

普段あまり馴染みがないかもしれない、昭和の時代や自然に思いっきり触れてみることで

思わぬ発見をすることもあるかもしれませんね。

 

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