【年を重ねる度に、時間がたつのが早くなるはなぜ?】
最近「 週末が来たと思ったらもう終わってしまった」と、
1日がアット!
1年も、早く過ぎていくのを感じているこの頃です。
年をとるにつれて、時間が速く過ぎるようになった…、??
そうお感じになる方って、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。
時間は平等に流れているはずなのに、年を重ねる度早く感じるのでしょう?
子供のころはどうだった?
子供のころを思い出してみましょう。
学校に行き、授業の時間がとっても長く感じ、早く終わらないかしらと時計ばかりみて?
終わったら、みんなで遊ぼう?とか、家に帰ってなにしよう?
お休みが来るのが待ちどうしく、カレンダーに印をつけ、あと何日かと数えていた記憶があります。
とてつもなく時間が長く思われたものです。
早く大人になりたいなあ~!!
大人になってからは?
子どもの頃は、あんなに1日が過ぎるのが遅く感じたのに、大人になった今では「2倍速」、いやもっと早く!!
朝起きて仕事をし、お昼ご飯を食べて、気がつけば夕方です。
それも年齢を重ねるごとに、どんどんスピードが速くなると感じることもあるのではないでしょうか。
大人が時間を早く感じる理由には、
1.「ジャネーの法則」
「ジャネーの法則」は 19世紀の心理学者が紹介した法則です。
人が感じる時間の長さは、自分の年齢の逆数に比例すると考えるものです。
10歳なら「10分の1」、50歳なら「50分の1」。
つまり10歳の1年間に比べて、50歳の1年間は5倍のスピードを感じるという考え方です。
2.1日の生活が、同じことの繰り返しだから、早く感じるという説
大人になると毎日が単調な繰り返しで、変化が少ない生活になるため、時間の経過を早く感じるという。
同じことをくり返していると、脳がその情報に慣れてしまって処理速度が速くなり、1日があっという間に終わると感じてしまうという考え方です。
子供は初めて経験することが多く、1日に受ける刺激は経験を積んだ大人に比べて大きいこともその一つかもしれませね。
言い換えると、年を重ねても新しいことに挑戦する人は、時間の流れ方を遅く感じるそうです。
新しい趣味を持って、いろいろ体験して、発見したり、感動したりと、いつもやらないことをやってみたりすれば「今日は充実した1日だったな」と思えるかもしれません。
3.心拍数に関係しているという説
この説は、子どもは心拍数が高いので時間の経過に敏感になって時間を遅く感じ、年を取ると心拍数が遅くなるので時間への感覚が鈍くなって時間を早く感じるというものです。
4.記憶量に関係しているという説
脳へのインプットが少なく、アウトプットばかり続けていると時間の経過を早く感じるというものです。
まとめ
「大人になるにつれ、時間が早く感じる理由」、いかがでしたか?
いろいろ説はありますが、時間が過ぎるのを早く感じても遅く感じても、一番大事なのは何をしたかですよね。
ボヤっとしていたら、1年あっという間に過ぎそうです。
いくつになっても新鮮な気持ちを忘れずに、充実した時間を過ごしたいものですね。