これからがおいしい大根。お勧めする理由と、美味しく食べる方法

 

これから美味しくなる野菜の代表ともいえる大根。

晩秋から冬にかけて旬を迎えるので、これから食卓に並ぶ機会がますます多くなるかと思う大根ですが、

美味しいだけでなく、栄養素がとっても豊富!

旬の今だからこそ、大根の事を知って、もっとたくさん食べてみませんか?

 

大根をおすすめする理由

大根を食べることで得られるメリットをみていきましょう。

  • 栄養が豊富

一般的に食べられている大根の根の部分は、淡色野菜と呼ばれており、

「アミラーゼ」「プロテアーゼ」「リパーゼ」といった消化酵素が多く含まれています。

消化酵素とは、人間が生きていくのに不可欠な栄養素のひとつで、胃液の分泌を高めて、消化や代謝を助ける役割を担ってくれます。

また、大根を細かく切ったり、すりおろす事で発生する「イソチオシアネート」という辛味成分にも、

抗菌・殺菌効果、アンチエイジング効果、ガン予防などが期待されます。

それと、捨てがちな葉の部分は、緑黄色野菜と呼ばれ、ビタミンCやE、カリウム、カルシウム、βーカロテンが多く含まれており、捨てるのはもったいないですね。
漬物や炒め物にして頂くのがおすすめです。

  • カロリーが少なく、ダイエット食材に適している

水分が多く、100グラムあたり18カロリーしかないため、ダイエット中の食材としてとても人気です。それでいて満足感を感じやすいです。

  • コストパフォーマンスが素晴らしい

野菜は地域や災害などの気候の影響などで差が出ますが、旬の時期の大根となると、1本100~200円で購入出来る場合が多いですね。
しかも、大きさ(重量)があるので、一本の大根が様々なメニューに早変わりします。
お財布にとても優しい食材といえます。

  • 様々な食材とも相性が良い

大根は豚肉などの肉類はもちろん、魚との相性も抜群です。
また、大根おろしやサラダ、マリネ、味噌汁など、主菜や副菜どちらにも幅広く活用できます。常に冷蔵庫に保存しておいて損はありません。

 

失敗しない美味しい大根の選び方

旬の大根は、比較的美味しいものが多いですが、知っておいて損はありません。より美味しい大根の選び方を知っておきましょう。

・根の色が白いもの。

・触った時にハリやツヤがあり、硬いもの。また、ずっしりとした重みがあるもの。

・ひげ根の穴がゆがみなく均一にならんでいると、生育段階でストレスを受けておらず、甘い大根の可能性が高い。

・大根の葉がついている場合は、生き生きしているもの。また、葉の切り口の水分が少なく乾燥したりすると、大根に「す=中がすいている」が入っている可能性があるので避けるのがベスト。

 

大根を使ったレシピ

 

大根ステーキの作り方

材 料(2人分)

大根 :10cm

ごま油:大さじ1

醤油:小さじ3

みりん:小さじ3

鰹節:少々

ネギ:少々

作り方

1、 大根は2,5cmぐらいの厚さに輪切りにし、表面に切り込みを入れる。

2、 ネギは小口切り。

3、 醤油、みりんは合わせておく

4フライパンにごま油をいれ熱し、大根を入れ弱~中火で15分ほど蒸し焼きにする。
途中裏返しにして焼く

5、中まで火が通ったら、3の調味料をいれ煮絡めて火を止める。

6、鰹節とネギを散らし完成です。

※あらかじめお米の研ぎ汁を使い大根を下茹でしておけば、時間、味の染み込み具合が違います。

大根ときゅうりとカニカマのツナサラダ

材料(4人分)

大根:10cm

きゅうり:1本

ツナ缶:小1缶(約80g)

カニカマ:5~6本

マヨネーズ:大さじ2

塩:小さじ1/2

こしょう:少々

 

作り方

1、大根は5ミリほどの短冊切り。

2、きゅうりは斜め薄く切り、短冊切り半分に切って斜め薄切りにする。

3、大根ときゅうりをボウルに入れ、塩をいれもむ。

4、カニカマは薄く裂いておく。

5、ボウルにツナの缶汁をきって入れ、マヨネーズ、こしょう少々で調味する。

6、大根,きゅうりをしぼり、カニカマを加え、5を入れてあえると出来上がり。

 

大根の知って得するポイント

 

大根の保存方法

大根は土の中と同じ状態で保存するのが一番良いとされてます。となると、立てて野菜室で保存するのが一番ですが、大きいので難しいですよね。ですから、半分に切って、断面だけでなく全体まるごとラップし、立てて保管しましょう。

また、葉の部分をつけたままでいると、大根の水分を葉が吸い上げてしまいます。すぐに切り落とし、ポリ袋などで保管しましょう。

 

1本まるごと買った大根は部位によって調理方法を変える

大根は部位によって味や食感が変わるので、使いたい部位で献立を考えてみるのもおすすめです。

葉がある上の部分は、甘味が強いですが、固いです。大根おろしや、千切りサラダ、漬物などがおすすめです。生で味わうのが、一番おいしくいただけます。

真ん中の部分は、根と同じく甘いです。それでいて柔らかくて、みずみずしさがあります。幅広いメニューに合いますが、おでんやふろふき大根、炒め煮などにぴったりです。

下の部分は、辛味が強く、筋が多い部分です。汁物などがぴったりです。また、辛めの大根おろしがお好きな方には、この部分が好まれるかもしれませんね。

 

余った大根は冷凍保存する

安く購入したのに、ご近所さんから頂いたりする事もありますよね。そういった時は、カットして固めにゆでたり、大根おろしにしてラップで包んで冷凍しましょう。
カットしたものはを使えば時短にもなりますし、大根おろしは卵焼き、サンマの塩焼き、煮浸しなどに添えると、見映えも味も良くなります。

 

まとめ

多くの家庭で当たり前のように調理されてる大根ですが、体も家計も助けてくれる優秀な食材であることが分かりました。

まだまだ旬の大根、これからも是非とも食卓に取り入れていってください。

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